今週のアーチスト ジョニー・キャッシュ

小西さんの投稿

ジョニー・キャッシュ

ジョニー・キャッシュは、60年代アメリカの国民的歌手といわれました。1932年、貧しい綿花農家に生まれたキャッシュは、空軍に4年間在籍したあと、1955年にデビュー。59年に出したファースト・アルバム『ジョニー・キャッシュ』が大ヒットしました。キャッシュ独自のカントリー・サウンドに対する人気は、その後も全く衰えをみせず、カントリーの頂点に君臨しました。バリトンがたまらなく響くボーカル。特徴的に奏でられるパーカッシブなギター。歌詞を追えば、一遍の長編に匹敵する内容豊かな詞に託された物語性。これらのあまりにもナチュラルな調和こそが、巨人ジョニー・キャッシュの真骨頂なのです。レコードは世界中で9000万枚以上販売しています。ニックネームは「ザ・マン・イン・ブラック」。トレードマークであるオール・ブラックの衣装にちなみ名付けられました。

彼のコンサートは「Hello, I’m Johnny Cash」とシンプルに自己紹介するだけでスタートし、今日トニーさんからりクエストのあった彼の代表曲の1つ「フォルサム・プリズン・ブルース」(68年全米32位・カントリー1位)を歌うのが定番でした。他に代表曲として、「アイ・ウォーク・ザ・ライン」(56年全米17位・カントリー1位)、「リング・オブ・ファイア」(63年全米17位・カントリー1位)、「マン・イン・ザ・ブラック」(71年全米58位・カントリー3位)などがあります。彼はまた、「スーという名の少年」(69年全米2位・カントリー1位)「ワンピース・アット・ア・タイム」(76年全米29位・カントリー1位)のようなユーモラスなナンバーや、将来の妻ジューン・カーター・キャッシュとのデュエット曲「ジャクソン」なども録音しています。

2005年には、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』という自伝映画が封切られました。ホアキン・フェニックスがキャッシュ役でしたが、結構記憶に残るいい映画でした。妻のジューン役を演じたリース・ウィザースプーンがこの映画でアカデミー主演女優賞を受賞しています。

ジョニー・キャッシュは、妻のジューンが亡くなったあと、4か月も満たない2003年9月12日、糖尿病による合併症により亡くなっています。享年71歳でした。

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