今週のアーチスト ディオン

小西さんの投稿

50年代後半~60年代前半、ロックン・ロール本来の躍動感を味わわせてくれたホワイト・ドゥーワップのグループが全米のヒット・チャートを賑わせていました。移民が多く暮らすニューヨークやフィラデルフィア等の東部地区で、50年代後半から続々登場してきたイタリア系など移民系白人によるドゥーワップです。その代表的グループが、58年の「アイ・ワンダー・ホワイ」(全米22位)を皮切りに「恋のティーンエイジャー」(59年5位)「いつかどこかで」(60年3位)のビック・ヒットを放ったディオンとベルモンツ。その後ディオンはソロ歌手に転向。ドゥーワップ調のR&Bやロカ・バラードをイタリア系アメリカンの抜群のリズム感と歌唱力で歌い、今日トニーさんからリクエストのあった「浮気なスー」(61年1位)、「ザ・ワンダラー」(62年2位)、「悲しきおもかげ」(62年3位)、ドリフターズのカヴァー曲「ルビー・ベイビー」(63年2位)など、64年までに20曲近く、ヒットを連発しました。ベルモンツもトリオで、「テル・ミー・ホワイ」(61年18位)のヒットを飛ばしています。

その他にもエレガンツ、スカイライナーズ、アールズ、クラシックスといったグループがチャートに名を連ねました。また、フォー・シーズンズもこの流れに属するグループとして、62年に全米 No.1に輝いた 「シェリー」以降、コンスタントにヒットを飛ばし、英国ビート・グループ勢の全米上陸後もアメリカ勢として奮闘しました。

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