今週のアーチスト ナンシー・シナトラ&リー・ヘイゼルウッド

小西さんの投稿

ナンシー・シナトラ&リー・ヘイゼルウッド

父フランク・シナトラの威光も及ばず、5年間の売れない“ブリッ子歌手”時代を経た1966年、ナンシー・シナトラはロック・ビートに乗って突き放すように歌った「にくい貴方」でついに全米1位の座を獲得。そして大胆すぎるほどのセクシーさで、露出度の高さでもトップに立ち、80年代のマドンナなど、後世の女性歌手に大きな影響を与えました。アグレシヴだったのは初めだけで、「シュガータウンは恋の町」(66年全米5位)でオーソドックスな方向へ逆戻り。しかし、広がった芸域で息の長い歌手となりました。

「にくい貴方」を作曲したのが、アメリカ西海岸で活躍したソング・ライター、リー・ヘイゼルウッド。この人、ナンシーが歌った『007は二度死ぬ』のタイトル曲「ユー・オンリー・リヴ・トゥワイス」(67年全米44位)も作曲しています。数ある業績の中で筆頭に挙げられるのが、「にくい貴方」を始めとするナンシーのヒット曲のプロデュース。それだけにとどまらず、ナンシーとデュオを組んでヒットを連発しました。スタン・ハンセンバさんのリクエスト「サマー・ワイン」(67年全米49位)や「ジャクソン」(67年全米14位)「レディ・バード」(67年全米20位)「ビロードのような朝」(68年全米26位)がスマッシュ・ヒット。日本では「二人の青い鳥」も注目を集めました。

ナンシーはデュオが好きなのか、お父さんのフランク・シナトラと「恋のひとこと」で67年に全米1位となっていますし、シナトラ一家のディーン・マーチンとは「青春の並木道」でデュエットしています。

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