今週のアーチスト~シカゴ

小西さんの投稿

シカゴ

ブラッド・スウェット&ティアーズと並ぶブラス・ロックの代表的バンドがシカゴです。 イリノイ州シカゴにあるデポール大学とルーズベルト大学の学生たちが1967年に結成。キーボード奏者のロバート・ラムをメインのコンポーザーとする楽曲創出能力の高さ、ジャズつながりのアレンジやアイデアの豊富さなど、ロックにダイナミックなブラスを掛け合わせたハイ・レベルなバンドの登場でした。そんな彼らに注目したのがCBSコロムビアと太いパイプを持っていた、ジェイムズ・ウィリアム・ガルシオ。70年代に彼らの面倒を親身に見たガルシオは、一方でブラッド・スウェット&ティアーズの第2作のプロデュースもするなど、ブラス・ロックの立て役者といえる存在でした。彼は戦略上手の人で、当初からシカゴに2枚組のアルバムを3作品連続して作らせ、2作目以降からは、アルバム・ジャケットにコカコーラのロゴをヒントにしたといわれる、印象的な「シカゴ」のロゴを使い始めました。またバンドのイメージを、当時の時流であった社会派的なものに仕立てたりもしました。これらが大いに当たり、シカゴは70年代前半を代表する、スケールの大きな実力派ロック・バンドとして君臨します。当時日本でも大人気で、2度目となる72年の来日公演は『ライブ・イン・ジャパン』として2枚組でリリースされました。そんな彼らも70年代中期を過ぎると、メロディアスな曲主体のバンドに変化していきます。78年にはガルシオと別れ、メンバー・チェンジを繰り返しながら80年代に入ると、よりAORテイストを濃くし、91年には非ホーン・セクションのオリジナル・メンバーは、ロバート・ラムだけになりました。95年には一転してジャズ色の強いスタンダード・アルバム『ナイト・アンド・デイ』 を出していますが、このアルバムは、私のお気に入りの1枚です。 シカゴは現在もツアーを精力的に行っており、今なお現役で頑張っています。

今日おかけする「愛ある別れ」はピーター・セテラ(ベース)が書き、かつ、唄った曲で、76年にシングルとしてリリースされ、グループ最初の全米No.1ヒットとなりました。グラミー賞もこの曲で初受賞しています。

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