今週のアーチスト ジャニス・ジョプリン

小西さんの投稿

ジャニス・ジョプリン

ジャニス・ジョプリンは誰もが認める1960年代後半を代表するボーカリストです。しかし、彼女が生粋のブルースやソウルのボーカリストなのかというと、ちょっと語弊がありますし、ロック・ボーカリストと片付けてしまうのもどこか違和感を覚えます。ジャニスはロックやブルースやソウルと共に育ち、それを60年代後半にもっとも新しい形で表現したアーティストだったのではないでしょうか。自分の表現で歌うことができ、一応ロックではあるけれど、ブルースでもソウルでもあるという、どんな枠にも縛られない画期的なボーカリストだったと思います。

残念なことにジャニスのキャリアはあまりにも短いものでした。ビッグ・ブラザー・アンド・ ホールディング・カンパニーのボーカリストとしてレコーディングを始めた66年に始まり、CBSへの移籍に成功すると、傑作『チープ・トリック』を68年に発表。そして70年に薬物の過剰摂取で他界してしまいました。テキサスの保守的な田舎町に育ったジャニスを、ここまで強烈な表現へと駆り立てていったものは、一体何だったのでしょう。生きていれば、そうしたことも作品化していたに違いありません。それだけに今もその死が惜しまれます。享年27歳という若さでした。彼女が好きだった酒は「サザン・カンフォート」。しばらく飲んでいないな~。今日おかけする「バイ・バイ・ベイビー」はジャニスのダブルトラックが嬉しい、ちょっと軽めの曲。でもやはりジャニスはジャニスです。

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